キッズ向けのパソコン教室とは?

デジタルネイティブ世代とは

 

キッズ向けのパソコン教室

 

日本では、1980年代以降に誕生した子どもがデジタルネイティブに該当すると考えられています。ですが、1980年生まれと、2000年代生まれの子どもたちを取り巻くデジタル環境はかなり様変わりしているのが現実です。80年代、90年代の子どもたちは、小学校や中学校でパソコンの操作について学んだ経験があると思いますが、今の子どもたちは生まれた時からパソコンやスマートフォンが身近にあり、触れて育っています。誰に教えられなくてもYoutubeで観たい動画を選んだり、ゲームアプリをスマートフォンにダウンロードしたりするので、学校ではネットリテラシー講習など、単純な操作からは一歩踏み込んだ学習内容が多くみられます。

 

ですが、感覚的に使いこなしてしまうからこその問題もあるようです。ある調査によると、パソコンを持っていない大学生は年々増加しているとか。スマートフォンやタブレットが普及したおかげで、レポートや提出書類もパソコンではなくタブレットで入力、出力をおこなう学生が増え、パソコンは必要ないと思われているのが原因のひとつと考えられています。学生のうちはそれで済むかもしれませんが、社会人になればパソコンは必須です。小さいうちからパソコンに触れ、正しい操作を学んでおくのは大切ですよね。
そうしたデジタルネイティブな子どもたちのパソコン教室は、大きく分けて2種類のタイプがあります。

 

 

作品作りを通して楽しみながら学ぶ教室

 

キッズのためのパソコン教室、ひとつめの講座は大人向けと同じように基本的な操作を学ぶための教室です。とはいえ、子どもにとってエクセルやワードの操作は時に退屈なもの。イラストソフトを使ってお絵描きをしたり、デジタルカメラから好きな写真を取り込んで名刺やアルバムを作るなど、パソコンを使用した作品を作ることで、飽きさせない内容にしている教室が多くみられます。
また、インターネットにも触れさせ、ネットマナーについて早い段階で学べるのも魅力的です。SNSを利用した犯罪や炎上騒ぎが多い昨今、ネットの世界には「知らなかった」では済まされないトラブルがたくさんあります。個人情報をむやみに公開しない、今いる場所が特定されるようなことはネットに表示させないなど、小さいうちからきちんとネットマナーを学んでおけば、犯罪に巻き込まれる心配もなくなりますね。

 

 

プログラミングやアプリ開発をするキッズ

 

デジタルネイティブらしいパソコン教室といえば、プログラミングを習得する講座でしょう。
小学生のうちからプログラミングを学ぶキッズは多く、夏休みの自由研究でスマートフォン向けのアプリを作成したり、かんたんなパソコンゲームを作るキッズも少なくありません。
プログラムを駆使してロボットを制御したり、3Dプリンタと連携してアートを作ったりと、大人顔負けのスキルを身につけるキッズも。子どもの理科離れが止まらないというニュースもありますが、パソコンなら抵抗なく機械や理数系の世界に入っていけるかもしれませんね。

 

プログラミングは、小さいうちから学ぶことで論理的な思考を身につけられるというメリットもあります。また、自分が書いたプログラムが予想通りに作動することで得られる成功した!やった!という自己肯定の気持ちは、困難なことに立ち向かう際の励みになります。そしてもうひとつのメリットは、「あきらめない気持ち」を育むこと。プログラミングは一朝一夕で習得できるものではなく、コツコツ取り組まなければ成果を出すことはできません。完成するまでは失敗の連続です。できた!と思ってもエラーが出たり、不具合の原因を探したりと、苦しいことも多いのです。ですが、それを経験したからこそ達成感が大きいのも事実。ピアノやスイミングなど、オーソドックスな習い事にも同じことがいえますが、継続的に努力する力を身につけるため、パソコン教室に通わせる保護者も多いのです。

 

 

キッズ向け教室の探し方

 

パソコン教室は、ネットで探すのが早道です。「パソコン教室、キッズ」と検索すると、アビバキッズのような大手の教室から、プログラミングやロボット製作に特化したLITALICOワンダーなど、さまざまな教室がヒットします。また、住んでいる地域を入れて検索すると、大手ではない地元密着型の個人教室がヒットします。体験教室を設けているところがほとんどなので、まずは問い合わせて、見学や体験を申し込むと良いでしょう。習い事は講師との相性も大切なので、いきなり決めずにいくつか教室を比べるのも賢明なやり方です。体験する際は、お子さんが習いたいことと、教室が教えていることがかけ離れていないかもよくチェックしてください。授業料以外に、入会金や教材費がかかる教室もあるので、ひと月の費用についても詳しく調べてみましょう。

 

そのような教室が近くにない場合は、夏休みや冬休みにおこなわれる自治体やコミュニティ会館の期間限定パソコン講習に参加するのもおすすめです。短期間の講習は、気軽に参加できるのが何よりのメリットなので、お試し授業のつもりで取り組んでみてはいかがでしょう。